この記事を読む前に、まずは【原稿準備編】↓を読んでね。
卒業式や入学式の祝辞・スピーチが不安でたまらないPTA会長さん。
段落ごとに文章を考えると、あれよあれよという間に原稿が書けちゃうよ。
この記事が読み終わる頃には「本題書けそう」って気持ちになってます。たぶん…
祝辞の例文
ふぉとんが実際にスピーチした例文(卒業式祝辞・入学式祝辞) さらっと読んでみてね。
スピーチの文章構成 (ふぉとん流)
- 時候のあいさつ………50文字
- お祝いの言葉(卒業生・保護者)………100文字
- お礼の言葉(先生方・来賓)………150文字
- 本題(伝えたいこと)………600文字~800文字
- 結びの言葉(最後のあいさつ)………100文字~200文字
検索して気に入ったフレーズをパクろう!
1. 2. 3. までは、検索して気に入ったフレーズをパクってしまいましょう。
時候のあいさつ………50文字
冒頭は時候のあいさつを入れましょう。
特に女性のPTA会長さんの場合、季節の言葉が並ぶと柔らかさや女性らしさが出るのでオススメ。
ふぉとんの中学校は、卒業式送辞・答辞の生徒原稿には
バッチリ時候のあいさつが入ってました。
お祝いの言葉(卒業生・保護者)………100文字
お礼の言葉(先生方・来賓)………150文字
卒業生・保護者にお祝いの言葉を、先生方・来賓にお礼の言葉をひとことずつ。
それぞれ一文作れば、あっという間に250文字に書けちゃう。
本題(伝えたいこと)と 結びの言葉(最後のあいさつ)
本題は決まった?テーマの決め方はこちら↓を参考にしてね。
大人になった貴方が当時の貴方に言ってあげたいことをテーマにしましょう。
テーマについて思いつく要素(単語・キーワード)をピックアップ
この記事を例題に進めていきましょう。
中学生の頃の貴方は?
中学生の頃の貴方はどんな子でしたか?
中学生の頃のふぉとんの要素(単語・キーワード)をピックアップします。
- 言いたいことが言えない
- 嫌われるのが怖い
- 我慢する
- 辛くてもなかったことにする
- 感情に蓋をしてしまう
- 相手の顔色を伺ってばかりいる
親や先生にかけてもらいたかった言葉は?
中学生の頃の貴方は、周りの人になんて言ってほしかったですか?
中学生の頃のふぉとんは、こんなふうに言ってほしかったです。
- 我慢しなくていいんだよ
大人になった貴方が当時の貴方に言ってあげたい言葉は?
人生経験を積んで大人になった貴方は、中学生の頃にはできなかったこと・わからなかったことが、できるようになり・わかるようになったはずです。それはどんなことですか?
大人になったふぉとんは、こんなふうに言ってあげたいです。
- あなたの人生はあなたのもの
- 他人の感情はその人自身が乗り越える課題
- 自分の感情をなかったことにはしない
- 自分の価値は自分で決める
要素(単語・キーワード)から文章を作る
- 段落①これからどんなことを話すのか宣言!
まずはメッセージの内容を宣言してしまいましょう。
次にその話題をはじめる導入部分を。
ツイート1コ分(150文字前後) - 段落②中学生の頃の貴方はこんな子だったよね。
ピックアップした要素からエピソードをひとつ。
ツイート1コ分(150文字前後) - 段落③親や先生からこんな言葉をかけてほしかったよね。
ピックアップした要素から「こう思ってたよね?」と優しく語りかけて。
ツイート1コ分(150文字前後) - 段落④大人になったわたしは、中学生の頃の貴方にこんなふうに言ってあげたい。
ピックアップした要素から 「こう思うよ」と優しく語りかけて。
なぜ今ならそう思えるのか?理由を説明(言語化)できるといい感じ。
ツイート2コ分(300文字) - 段落⑤最後にひと押し。勇気づけの言葉を!
結びの言葉(最後のあいさつ)
励まし。勇気づけ。はなむけの言葉で締める。(100~200文字前後)
それぞれの段落ごとに文章を作りましょう。ツイート1コ分ならできそう。
噛みそうな言葉は使わない!カッコつけるより噛まないことを優先しましょう。
倒置法(でよかったかな?)で、④→②→③と順番を変える変形パターンもあり!
校長先生に読んでもらいましょう
原稿ができたら、一度校長先生に読んでもらいましょう。
NGワードや間違った言葉の使い方をチェック!
ちなみに、ふぉとんの学校は「お父さん・お母さん」はNGワードでした。
難しい←→簡単 直した方がいい言葉をチェック!
難しい言葉や言い回しの判断基準が保護者にはわからないから、中学生でも意味が理解できるか?確認してもらいましょう。
ふぉとん流テーマなら大丈夫だと思うけど、校長先生の式辞とカブる場合もあるから、遠慮せず事前に読んでもらってね。
貴方が貴方に伝えたいことだから、自然と感情が入り棒読みになりません。
貴方が貴方に伝えたいことだから、しっかり頭に入り会場に目を向ける余裕ができます。
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